
久しぶりにヘッドホンを買いました。
今回購入したのは、オーディオテクニカのATH-M40xです。
購入価格は15,400円。
ヘッドホンを買った理由は、今持っているヘッドホンに、それぞれちょっとした不満が出てきたからです。
(レビューはコメント or この記事の下部に書きます)
現在持っているヘッドホン
手持ちのヘッドホンは、この3台です。
- Koss Porta Pro
- 低音番長。聞いていて気持ちの良い音。
オープンイヤーなので眼鏡にも優しい。
たまに無性に聞きたくなる。

- 低音番長。聞いていて気持ちの良い音。
- SONY MDR-1RNC
- SONY のノイズキャンセリング・ヘッドホン。
珍しく電源オフでも音が聞こえる優れもの。
でも音はノイキャン時の音がとても好み。
電池の残量がようわからんので、充電状況が心配。

- SONY のノイズキャンセリング・ヘッドホン。
- Audio-Technica ATH-A1000
- とりあえず買った一台。
音がぼわんぼわんする気がしてあまり使ってない。
もう少しメリハリのある音が好き。

- とりあえず買った一台。
どれも嫌いなヘッドホンではありません。
むしろ、それぞれに良さがあります。
ただ、使っているうちに「もう少しこうだったらなぁ」という部分が見えてきました。
Porta Pro ― 低音が強い
まずPorta Proです。
これはこれで楽しいヘッドホンです。
特に低音がしっかり出て、音楽を聴いていて気持ちいいです。
ただ、最近はその低音が、
ちょっと強すぎる。
と感じるようになりました。
低音が欲しくないわけではありません。
むしろ低音は欲しいです。
でも、
低音が出ている
↓
低音が重い
↓
ちょっと疲れる
という感じになってきました。
欲しいのは「低音が少ないヘッドホン」ではなく、低音はちゃんと出るけれど、もう少し軽く、締まった音でした。
Sony MDR-1RNC ― 音は好き。でも充電が面倒です
次にSony MDR-1RNCです。
これはノイズキャンセリング機能付きのヘッドホンです。
ノイズキャンセリングを使っているときの音は結構好きなのですが、問題は……
充電が面倒です。
有線で音楽を聴きたいだけなのに、ヘッドホンの充電を気にしないといけません。
そして、もう一つ困ったことがあります。
ノイズキャンセリングをOFFにすると、音が全然違います。
「今日はノイズキャンセリングはいらないから普通に使おう」と思っても、そこで音の印象が大きく変わってしまいます。
結局、
- 充電してある?
- ノイズキャンセリングはON?
- OFFだと音が違うな……
となってしまいます。
もっと単純に、
ケーブルをつないだら、いつでも同じように音が出るヘッドホン
が欲しくなりました。
Audio-Technica ATH-A1000 ― なんかボワンボワンします
そして Audio-Technica ATH-A1000 です。
これはかなり古いヘッドホンで、なんと2002年11月21日発売です。
今となっては約24年前のモデルです。
それでも現役で使えるのですから、なかなかすごいです。
ただ、最近聴いていて気になるのが、
なんかボワンボワンする
ということです。
最初は低音の問題なのかなと思いました。
でも、よく聴いてみると低音だけではありません。
音全体が少しボワンとしているように感じます。
音に厚みや響きがある、と言えば良いのかもしれません。
でも、自分が今聴きたいのは、もう少し、
くっきり、はっきりした音
です。
一つ一つの音がスッと立ち上がって、余計な響きが残らない感じです。
じゃあ、どんなヘッドホンが欲しいのか?
ここまで来て、欲しいものがだんだん明確になってきました。
- 有線
- 密閉型
- 低音はちゃんと欲しい
- でも低音が強すぎるのは嫌
- 音全体がボワンとするのも嫌
- くっきり、はっきりした音がいい
そして予算は、とりあえず2万円以内です。
そこで候補に出てきたのが、
ATH-M40x
でした。
ATH-M40xという選択
M40xは、オーディオテクニカのモニターヘッドホンです。
発売は2014年。
派手な最新モデルというわけではありません。
でも、今でも現行製品として販売されているロングセラーです。
スペックを見て「これだ!」となったわけではありません。
むしろ、
「自分の今の不満に、ちょうど合っているんじゃないか?」
と思いました。
- Porta Proより低音を整理したい。
- A1000より音をくっきりさせたい。
- MDR-1RNCのように充電を気にしたくない。
そう考えると、M40xの方向性がかなり合っているように思えました。
本当は試聴したかった
もちろん、一番いいのは試聴することだと思います。
秋葉原のe☆イヤホンに行って、
Porta Pro
↓
M40x
↓
A1000
↓
他の候補
と聴き比べれば、一番確実です。
実際、最後まで「試聴してから買ったほうがいいよなぁ」と迷っていました。
でも、体調やタイミングの問題もあって、なかなか店まで行けません。
その一方で、M40xがどんどん気になってきました。
そしてある朝。
通販サイトを見ると、
「あと○時間以内に注文すれば今日中に到着」
という表示が。
……これは悩みます(笑)
そして、M40xを注文しました
最終的には、
買ってみることにしました。
試聴なしで購入するので、もちろん「絶対に気に入る」とは思っていません。
でも、それでもいいかなと思いました。
今回欲しかったのは、「世の中で一番音が良いヘッドホン」ではありません。
今の自分が持っている3台とは違う音を聴いてみたい。
それだけでも、買ってみる価値はあると思いました。
今夜、M40xが届きます
というわけで、この記事を書いている時点ではまだM40xを聴いていません。
今夜届く予定です。
果たして、
Porta Proより低音は軽くなるのでしょうか。
A1000の「ボワンボワン」は気にならなくなるのでしょうか。
「くっきり、はっきり」という自分の欲しかった音になっているのでしょうか。
それとも、
「あれ? 思っていたのと違う(笑)」
となるのでしょうか。
それは聴いてみるまで分かりません。
でも、こうやって買う前にあれこれ考えている時間も、結構楽しかったです。
「ものは人を幸せにはしない」といいますが、少なくともものを選ぶ過程で得られるワクワクや、実際に聴いてみるという経験は、ちょっとした幸せになると思います。
さて。
今夜は「obscur expedition 33 – The Manor」でも聴いてみようと思います。
ATH-M40x、どんな音を聴かせてくれるのでしょうか。
楽しみです。
Audio-Technica ATH-M40x, レビュー, 評価
2026/8/15(土)、届きました。
前提
自分は Audio-Technica の他のモニターヘッドホンを試聴したことがありません。
- モニターヘッドホン例
- ATH-M20x
- ATH-M30x
- ATH-M50x
- ATH-M70x
テクニカルデータと主な特徴(比較)
| 項目 | ATH-M40x | ATH-M20x | ATH-M30x | ATH-M50x | ATH-M70x |
|---|---|---|---|---|---|
| 型式 | 密閉ダイナミック型 | <- | <- | <- | <- |
| ドライバー | φ40mm、 CCAWボイスコイル |
φ40mm | φ40mm、 CCAWボイスコイル |
φ45mm、 CCAWボイスコイル |
<- |
| 出力音圧レベル | 98dB/mW | 96dB/mW | 96dB/mW | 99dB/mW | 97dB/mW |
| 再生周波数帯域 | 15~24,000Hz | 15~20,000Hz | 15~22,000Hz | 15~28,000Hz | 5~40,000Hz |
| 最大入力 | 1,600mW | 700mW | 1,300mW | 1,600mW | 2,000mW |
| インピーダンス | 35Ω | 47Ω | 47Ω | 38Ω | 35Ω |
| 質量(コード除く) | 240g | 約190g | 220g | 285g | 280g |
| プラグ | φ6.3mm標準 /φ3.5mmミニ 金メッキステレオ2ウェイ |
<- | <- | <- | <- |
| コード1 | OFCリッツ線1.2mカールコード (伸長時約3m) |
3.0m | OFCリッツ線3mコード (伸長時約3m) |
OFCリッツ線1.2mカールコード (伸長時約3m) |
<- |
| コード2 | OFCリッツ線3.0mストレートコード | – | – | OFCリッツ線3.0m ストレートコード |
<- |
| コード3 | – | – | – | OFCリッツ線1.2m ストレートコード |
<- |
評価指標による評価
(点数は5段階)
| 指標 | 評価 | 感想 | |
|---|---|---|---|
| デザイン | 4 | 個人的には好きです。 ちょっちプラスチック全開のところもありますが、まぁこんなものでしょう。 |
>ちょっちプラスチック全開のところもありますが、まぁこんなものでしょう。 |
| 高音の音質 | 5 | 正直、音の良し悪しを細かく聞き分けられる耳ではありません。 ただ、購入前にイメージしていた「くっきり、はっきりした音」が出ているので5点です。 |
|
| 低音の音質 | 5 | まず解像感が高い。低音の中の音の変化がはっきり聞こえる。 低音の中に何の音が混ざっているのか、はっきりとわかる。 自分はモニタ・ヘッドホンを持っていないので、これがモニタヘッドホンのものなのかわかりません。 でも低音の音量、音質、解像感についてはイメージ通りの音が出ています。 聞いていて楽しい。 |
|
| フィット感 | 4 | 固いとの評判が、まぁ確かに少々固い気もしますが、自分は許容範囲ないですね (自分は眼鏡着用) |
|
| 外音遮断性 | 5 | 外音、全く聞こえないです。。。これは宅配便キラーな気がします。。。 | |
| 音漏れ防止 | 無評価 | 他に人が居ないので評価できず。。。 | |
| 携帯性 | 4 | 持ち運びは考えてないと重います。普通に大きいです。 でも専用の袋があるのはいいですね |
購入前に気になっていたこと
| 購入前の疑問 | 実際に聴いてみて |
|---|---|
| Porta Proより低音は軽くなる? | 軽くなりました。しかも低音はちゃんと残っています。 |
| A1000のボワンボワンは減る? | かなり減りました。音全体がかなり明瞭です。 |
| くっきり・はっきりした音になる? | なりました。期待していた方向の音です。 |
| 低音不足にならない? | なりませんでした。むしろ低音の細かい変化が分かりやすいです。 |
| MDR-1RNCのNC ONに近い? | 自分の感覚では近いです。 |
まとめ
これは良いものです。素晴しい。
正直、試聴せずに買ったので、届くまでは少し不安でした。
しかし実際に聴いてみると、かなり好みに合いました。
Porta Proより低音は軽くなりましたが、低音そのものがなくなったわけではありません。むしろ低音の中の細かい変化が分かりやすくなりました。
ATH-A1000で感じていた「ボワンボワン」した感じもかなり少なく、全体的にハッキリ、クッキリしています。
そして、個人的にはノイズキャンセリングONのMDR-1RNCに近い音の傾向を感じました。
それをアクティブなノイズキャンセリングなしで、ただケーブルをつないで鳴らせる。
これは良いものです。素晴しい。
しばらく、これでいろいろな曲を聴いてみようと思います。






















