LinuxServer
tv,terevison,cable,satellite,japan
構成,背景 †
- 自分は CentOS(Linux) + friio で録画サーバーを組んでいたのですが、最近録れない時も多い(故障?)、番組表も取れない時が多々ありました。
- そこで、TVを録画する構成を模索していましたが、以下の構成にしました。
- 構成
- Ubuntu 20.04 サーバー(これは持ってました)
- PLEX USB接続 地上デジタル・BS・CS対応TVチューナー PX-W3U4
- NTTコミュニケーションズ 接触型ICカードリーダー・ライター e-Tax Win&Mac対応 SCR3310-NTTCom
- B-CASカード
- friio用で持っていましたが、必要ですのでセットアップ前に持っておく必要があります。
参考サイト †
物理的な結線等 †
- PX-W3U4
- PX-W3U4, 物理の Ubuntu 20.04 サーバー
- PX-W3U4 付属のUSBケーブルで物理サーバーのUSBポートへ接続。
- PX-W3U4 付属の電源アダプタを電源と PX-W3U4 へ接続。
- TVのアンテナ線を PX-W3U4 へ接続。
- ここで注意なのですが、USBケーブルと電源ケーブルを繋いでも PX-W3U4 のLEDは何も光らないです。
- 最初、故障している?と不安になりましたが、この時点では気にせず次の作業に行って大丈夫です(^^)
- SCR3310-NTTCom
- SCR3310-NTTComに付いているUSBケーブルを物理の Ubuntu 20.04 サーバーへ接続
- B-CASカードを SCR3310-NTTCom へ挿しますが、気を付けないといけないのは、カードの裏側を上にして挿します。
- カードの表を上にして挿すと「2-carddriver.sh」でエラーが出ます。
Docker について †
- 今回は Docker という仕組みを使用してサーバーを構築していきます。
- Docker とは仮想化技術の1つで、同じプラットフォーム(同じサーバー)の中で複数のサーバーを立てられる特徴があります。
- 既に Docker の環境がある場合は影響するかも?とのことです。
(すみません、自分、Docker を使うのが今回が始めてなので情報が薄いです(^^;)
(自分、VMWare の ESX 環境を持っているので Docker でサーバーを立てる必要性がちょっといまいち。。。(笑)
Install †
作業ディレクトリ(フォルダ)の作成 †
- 自分は「tv」としました(tempは別の用途で使用していたため)
euser:~$ mkdir ~/tv
ファイルのダウンロード †
解凍 †
cd ~/tv/
unzip install-epgstation-20210621T002435Z-001.zip
ディレクトリ移動 †
cd ~/tv/install-epgstation/script
シェル・スクリプト(インストール・スクリプト)の実行 †
1.インストール前処理。 docker, docker-compose のインストール †
sh 1-preprocess.sh
2.カードリーダー driver のインストール †
sh 2-carddriver.sh
3.ホスト上のカードリーダーのpcscdを停止 †
3-checkcard.sh
4.PLEXチューナーの非公式ドライバをインストール †
6.Install †
- Install のタスクは以下2つのうちどちらか1つを実行します。
- 6-install-w.sh
- PX-Q3U4の場合、6-install-q.sh
- 6-install-q.sh
- PX-W3U4の場合、6-install-w.sh
- 自分の場合は、「PX-W3U4」ですので「6-install-w.sh」を実行します。
- で、そのまま実行したのでは動かない時があるので、1コマンドずつ確認しながら実行します。
- ディレクトリを移動。
cd ~/tv/install-epgstation/script/
- 実行スクリプトの中身を表示。
cat 6-install-w.sh
- 1行ずつコピーして実行し、エラーが無いか確認します。
- 最終的に自分が実行したスクリプトは以下の通り。
cd ~/git
git clone https://github.com/l3tnun/docker-mirakurun-epgstation.git
cd docker-mirakurun-epgstation
cp docker-compose-sample.yml docker-compose.yml
cp epgstation/config/config.yml.template epgstation/config/config.yml
cp epgstation/config/operatorLogConfig.sample.yml epgstation/config/operatorLogConfig.yml
cp epgstation/config/epgUpdaterLogConfig.sample.yml epgstation/config/epgUpdaterLogConfig.yml
cp epgstation/config/serviceLogConfig.sample.yml epgstation/config/serviceLogConfig.yml
git clone https://github.com/Chinachu/Mirakurun
cd ~/tv/install-epgstation/script
cp new-MirakurunDockerfile ~/git/docker-mirakurun-epgstation/Mirakurun/docker/Dockerfile
cp tuners-w.yml ~/git/docker-mirakurun-epgstation/Mirakurun/config/tuners.yml
cp channels.yml ~/git/docker-mirakurun-epgstation/Mirakurun/config/channels.yml
cp new-docker-compose-w.yml ~/git/docker-mirakurun-epgstation/docker-compose.yml
cd ~/git/docker-mirakurun-epgstation
docker-compose pull
docker-compose build --no-cache
docker-compose up -d
確認 †
- サーバーのGUI画面で「http://localhost:40772」でアクセスを確認。
- ここで受信するチャンネルを設定できます。
(地上波の番組表取得まで20分位かかります。この時間が緊張しますw)
- 続けて、サーバーのIPで以下にアクセスし EPGstation が表示されることを確認します。
(server ip address):8888
その他の設定 †
保存先を変更 †
- docker-compose.yml を編集。
cd git/docker-mirakurun-epgstation/
vim ~/git/docker-mirakurun-epgstation/docker-compose.yml
- 以下の「:/app/recorded」の部分を変更して保存する。
epgstation:
container_name: epgstation-v2
build: epgstation
volumes:
- /etc/localtime:/etc/localtime:ro
- ./epgstation/config:/app/config
- ./epgstation/data:/app/data
- ./epgstation/thumbnail:/app/thumbnail
- ./epgstation/logs:/app/logs
- /mnt/rec/hoge:/app/recorded
- 反映
docker-compose up -d
感想 †
- 以下4点位ひっかかりましたかね。
- 「PX-W3U4」の電源が入っているか不安になりました。
- カードリーダーへカードを挿す向き。
- Plex tuner driver インストールが動かなかった。
- 6.install も動かなかったので修正必要。
- 結果、安定して動いていて、機能も申し分無し。
- 機能
- キーワード予約(除外設定も正規表現対応のため or 設定が可能です)
- フィルタリング機能など